2014年6月15日日曜日

リアーナ、アイドル路線からの脱却、DV事件【2007年~2009年】


2005年のデビューからの2作で”クイーン・オブ・ダンスホール”としてポップシーンに君臨したリアーナは、3rdアルバムでレゲエ、ダンスホールから離れ、サウンドを一転。パブリックイメージもティーンエイジャーらしいアイドル路線から大人のアーティストへ舵を切りました。

3rdアルバム『Good Girl Gone Bad』


前作から1年後の2008年6月にリリースされた3rdアルバム『Good Girl Gone Bad』はタイトルどおり、アイドル路線から脱却をしたアルバム。レゲエ、ダンスホールといったカリブ音楽のサウンドはなくなり、80年代ポップのサウンドを取り入れる。このころにはもう”クイーン・オブ・ダンスホール”とは呼ばれなります。髪型もショートヘアに変えています。

アルバムは全米チャート2位、全世界で700万枚を売り上げる。リードトラックの「Umbrella」は全米チャート7週連続1位を記録。多くの曲がシングルカットされました。セールス面で見るとこの3rdアルバムがリアーナのピークとなっています。


Umbrella (Orange Version) ft. JAY-Z

レーベルの社長、ジェイ・Zがフィーチャリングで参加したリードトラックは、ドラムのハイハットとシンセサイザーに"ella, ella"というフックが印象的なポップなR&Bソング。アルバムで一番売れたこの曲は、元々ブリトニー・スピアーズのために書かれた曲でしたが、当時のブリトニーは精神的に不安定でレコーディングできる状態でなかったため、レコード会社が断念。リアーナによって歌われることになりました。


Shut up and Drive

New Order(ニュー・オーダー)が1983年にリリースした「Blue Monday」をサンプリングした曲。ニューウェイヴの曲にヘヴィなギターリフを加えアップテンポなポップロックサウンドに仕上げています。


Hate that I Love You ft. Ne-Yo

ニーヨがフィーチャリングで参加。プロデュースはもちろんStargate(スターゲイト)。

Don't Stop the Music

マイケル・ジャクソンが1983年にリリースした「Wanna Be Startin' Somethin'」から"Mama-say, mama-sa, ma-ma-ko-ssa"のラインをサンプリングしたテクノ系ダンスポップの曲。


Take a Bow

3rdアルバムから1年後にリリースされた再発版『Good Girl Gone Bad: Reloaded』からのニーヨ、スターゲイトのプロデュースによるR&Bの曲。


DV事件


2009年2月、グラミー賞授賞式前夜のパーティの帰り、恋人クリス・ブラウンの浮気を疑ったリアーナは車内で口論となり、暴行を受けてしまう。顔に大きく傷を負ったリアーナは10ヶ月間の活動休止に入る。

4thアルバム『Rated R』


2009年11月にリリースされた4thアルバム『Rated R』でシーンにカムバック。暴行であざになっていた右目を隠し、左目で強い視線を向ける姿が印象的なアルバムジャケットの本作は、DV事件を連想させる歌詞、ヒップホップやダブステップを取り入れたサウンドとなっています。

セールス面では全米チャート4位を獲得、全世界で300万枚売り上げましたが、700万枚売り上げた前作を大きく下回る結果となりました。

Rude Boy

3rdアルバムで離れていたレゲエ、ダンスホールを再び取り入れた曲。


Hard ft. Jeezy

ラッパーのヤング・ジージーがフィーチャリングで参加。低音のシンセに高音のピアノからなるポップなR&Bのグルーヴにヒップホップをミックスした曲。



【前編】リアーナ、2005年に彗星のごとく現れた”クイーン・オブ・ダンスホール”【2005年~2006年】
http://kkssskk.blogspot.jp/2014/06/200520052006.html

【中篇】リアーナ、アイドル路線からの脱却、DV事件【2007年~2009年】
http://kkssskk.blogspot.jp/2014/06/dv2007-2009.html

【後編】リアーナ、ダンスミュージックへの接近【2010年~】
http://kkssskk.blogspot.jp/2014/06/2010.html




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